2016年10月03日

イノベーションを起こす人材とは その1

みなさまこんにちは、野尻です。

先日、日経ものづくりを読んでいましたら、「イノベーションを起こす人材を急いで育成しないと生き残れない」。そんな危機感を持つ大手メーカーが増えているという記事を見かけました。技術の革新と融合が進む中、新たにユニークな商品が登場し、瞬く間に市場を席巻するケースが目立っているとか。

例えば、家電。かつては日本の大手メーカー同士の競争が主戦場でしたが、最近は欧米のベンチャーや中国などアジアの新興国メーカーがライバルになるケースも多くなっているとのこと。瞬く間に市場を奪われるリスクがある中では、大企業でも既存のビジネスに安住してはいられなく、米国のシリコンバレー流の手法などを参考に、イノベーションを起こす人材を急ピッチで育成しようという動きが加速しているようです。

この記事では富士ゼロックスやソニーの事例が載っていました。
このままでは複合機のビジネスモデルは崩壊する。富士ゼロックスの幹部はそんな危機感を強めているようです。確かに、周囲を見ても、紙で配っていた会議の資料をiPadなどのタブレット端末で閲覧したり、研修がインターネット経由になり紙の資料を使わなくなったりする動きが広がっています。
「複合機で紙を1枚印刷してもらうたびにお金が落ちるというビジネスは間違いなく縮小する。当社が生き残るには、新しい価値を生み出す人材の育成が欠かせない」。富士ゼロックス教育部部長の丸山孝幸氏はこう説明したようです。

それでは、新しい価値を生み出す人材をどうやって育てるのか。富士ゼロックスはイノベーションを生む潜在能力が高い人材の発掘に取り組んでいるとのこと。2015年に役員を含む社内の全技術者6500人を対象に約50項目のテストを実施。「商才」「創造性」「行動力」「戦略性」「対人感受性」などを測定したようです。

実はイノベーションを起こす潜在力が高い人材には、一般的に優秀とされる人材とは異なる特徴があるようです。

それは何か、次回はその真相に迫ろうと思います。


※参考資料
日経ものづくり「いでよ異端児 富士ゼロックス、脱・常識で革新創出」


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2016年09月05日

人材配置を誤ると… 完結編

みなさまこんにちは、野尻です。

人材配置を誤るとストレス社員が増えるという興味深い記事を見つけたので、その紹介をしています。前回は、「やらされている感」の有無や仕事の裁量度はストレスと関係が深いように感じると書きました。

実際、働き方とストレスはどの程度関係があるのでしょうか。

ストレス要因としてよく長時間労働が取り沙汰されます。もちろん労働時間の長さは大きなファクターではありますが、実は、ストレス度合いは「仕事の要求度」と「自由度=コントロール度」のバランスによって決まるというほど、ストレスと働き方は大きな関わりがあるとされています。
 
スウェーデンのカロリンスカ医科大学ストレス研究所のロバート・カラセク氏が提唱した「カラセクモデル」によれば、出社時間やプロジェクトの進行など、仕事に関わるすべてを上司に言われた通りにしかさせてもらえず、自分に全く決定権がない状態は、「コントロール度が低い」とされています。そしてコントロール度の低さに加えて「高い成果も要求される(要求度が高い)」パターンが、最もストレスをため込みやすい状態だとカラセク氏は説いています。

逆に自分の裁量で仕事ができる幅が広いと、求められる水準が高くても、ストレスになりにくいといわれています。つまり労働時間の長短だけでなく、働き方そのものが大きく心身に影響するんですね。

今回引用した日経の記事では、労働時間の長短だけでなく、働き方もストレスと大きな関わりがあることは重要なポイントであり、働くすべての人がストレスに関するこうした知識を持つことが、会社全体、ひいては社会全体のストレス予防につながるに違いない、と締めています。

まさにその通り。多様な働き方をクライアント様へ提案する当社でもありますので、このあたりの調査、研究は進めていかねば、と思う記事でした。


※参考資料:NIKKEI STYLE 2016年2月29日
人材配置を誤るとストレス社員が急増する
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2016年08月03日

人材配置を誤ると… 2

 みなさまこんにちは、野尻です。

 さて、前回の続きです。人材配置を誤るとストレス社員が増えるという興味深い記事を見つけたので、その紹介をしていました。

 前回は、人件費削減の前に会社がやるべきことは、社員一人ひとりの適性をきちっと把握し、そして、彼らの持つスキルや才能が発揮できる配置転換を考えることにほかならない。つまり、「やらされている感」をなくすことで会社全体の雰囲気が変わるという展開の途中でした。
 
 ただし、これはおっしゃる通りだと思うとともに、実現はなかなか難しいことのようにも思います。実際にそういった取り組みをして成功した事例を、心療内科医の海原氏は語られています。

 海原氏がメンタル面で携わっていた企業の話ですが、彼女が初めてその会社を訪れた時、病院かと思うほど雰囲気が暗かったようです。引きこもって会社に出てこない人もいて、心身症で倒れてしまう人が続出していたとのこと。そのため社員の皆さんと面談しながら仕事の適性を見ていくと、全然ITに向いていない人がITの部署にいたり、営業が得意なのに事務方に回されていたりと、人材配置がぐちゃぐちゃになっていることが分かったようです。

 そこでトップにその結果を知らせつつ、海原氏自身が入社面接にも携わり適性を見極めるようになったら、社内のムードがガラリと変わり、会社の業績もアップしたとのことでした。社員皆が来客者にあいさつするようになったし、とにかく明るくなった。仕事が忙しいことに変わりはないが、適材適所の人材配置ができたおかげでモチベーションが上がり、「やらされている感」がなくなったようです。
 
 確かに、「やらされている感」の有無や仕事の裁量度はストレスと関係が深いように感じます。実際、働き方とストレスはどの程度関係があるのでしょうか。次回は、そのあたりを追ってみたいと思います。

 
※参考資料:NIKKEI STYLE 2016年2月29日
人材配置を誤るとストレス社員が急増する
posted by Exection at 20:23| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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