2016年07月01日

人材配置を誤ると…

みなさまこんにちは、野尻です。

当社はまだスタートアップ、などと思っていたら、おかげさまでいつの間にか社員も増えて、それぞれの役割も決まってきました。
ここで、経営を担当する私として避けて通れないのは人材の配置です。

今の時点で問題はなく、各々もそれぞれの目標に向かって進んでいるのですが、人材配置を誤るとストレス社員が増えるという興味深い記事を見つけました。

これはまた、当社がクライアント様へ人材の提案をする際にも言えること。会社にとって、人材配置は重要な事でもあります。当社が送り出す人が最高のパフォーマンスを発揮してもらうためには、その人を適切な場所へ配置する必要があります。
 

この記事では「ストレス」という事に焦点を当てていました。心療内科医の海原氏がインタビューに応じています。現代社会の中で「男らしさ」というイメージが男たちを苦しめている、と彼女は著書で指摘しました。程度の差こそあれ、働く世代の多くが共感するところかもしれません。

個人の気質的な問題と、社会の仕組み自体の問題が絡み合って引き起こされているように感じますが、という記者の問いに対して、海原氏は「その通り」だと言われています。彼女は女性を多く診ていたようで、男性に関しては「妻の背後に見える夫」という立ち位置で感じていました。

そのときはまだ、仕事は大変だったかもしれないけれどプライドがズタズタにされるようなことはなく、軽いストレス解消法で乗り切れることが多かったと思うことも。

しかし、経済的基盤が揺らぎ、会社は成果主義へと変貌を遂げ、さらに日本の場合は結果主義を求める一方で勤務時間まで見張られているような状態で、一人だけ早く帰社するのが難しいのが現状となると、つまり、会社自体のあり方も一緒に考えていかなければ、男性たちが抱える“生きにくさ”を是正することはできないと言われています。

経営者たちは人件費を減らすために正社員をばさばさカットし、派遣社員や契約社員を採用することに躍起ですが、そんなことをしても決して社内の雰囲気は改善されません。そもそも派遣社員や契約社員の人は正社員に比べて自分の裁量でできる範囲が限られていることが多く、待遇にも差があります。

このようなことから生じる軋轢(あつれき)は、派遣社員や契約社員はもちろん、正社員にとってもストレス要因につながりやすいと指摘しています。

人件費削減の前に会社がやるべきことは、社員一人ひとりの適性をきちっと把握すること。そして、彼らの持つスキルや才能が発揮できる配置転換を考えることにほかなりません。
そして、ここから「やらされている感」をなくすことで会社全体の雰囲気が変わる、と論理は展開していきます。

「やらされている感」をなくすこと。
これは企業にとって、永遠のテーマですね。

次回も、この話の続きをしようと思います。


※参考資料:NIKKEI STYLE 2016年2月29日
人材配置を誤るとストレス社員が急増する



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2016年06月02日

仕事の目的って何だろう?

みなさまこんにちは。野尻です。
6月に入り暑い日も多く訪れるようになりました。昨年、暑い時期にオフィスを移転した事を思い出します。外に出られる仕事をされている方は水分補給を忘れずに…。

さて、今回は以前、新聞を読んで皆様にご紹介しようと思ってそのままになっていた記事の紹介です。とは言っても昨年、2015年10月の記事なのですが、時を経ても紹介しようと思ったのは、どうしても「社畜」という言葉が頭から離れませんでした。

この記事は、長時間労働を嫌って大企業を辞めた男性が綴るブログがあるとのことでした。

脱社畜――。会社との距離をどうとるべきかをブロガーの日野瑛太郎さん(30)がそんな題名で書くサイトに月10万人が訪れるとのこと。
日野さんは「『長時間労働はいいこと』という意識が最も嫌でした」と振り返っています。東大大学院在学中にITベンチャーを立ち上げたそうですが、2年ほどで経営が行き詰まり、東証1部上場の大手ソフト会社に就職。そこで見たのは、長時間労働を前提にした企業文化だったそうです。

「今月の残業、100時間超え」と自慢げに話す同僚や、有給休暇を申し出ると嫌な顔をする上司。早めに仕事を片付けても追加の業務をどんどん振られ、残業時間が月50時間、70時間と延びていったとのことです。
「仕事のために生きているんじゃなくて、生きるために仕事をしている」「サービス残業は犯罪行為だ。他人の時間という資産を盗んでおいて、金を払わないのは窃盗と変わらない」…。
日々の思いをブログに書き始めると、「漠然と感じていたことを言語化してくれた」と予想以上の反響が集まり、本を出版するほどになったようです。一方で、ブログには「仕事にやりがいを感じて長時間労働をしている人もいる」という批判もあったみたいです。

ただ、2年前、約2年間勤めたその会社を辞めた日野さんは「やりがいを持って仕事に打ち込んでいる人を批判するつもりはない。多くの人は会社と自分の距離をうまく取れない『社畜』にはなりたくないと思っているけれど、どうしていいか分からないのではないか」と話したようです。

これには私も納得です。彼が言われているように、会社と自分、或いは仕事と自分の距離を取るのは、特に若手にとっては難しいものだと思います。

私は若い頃、サボる事と楽することの違いについて、よく考えていました。若いうちにがんばって物事を吸収し、アウトプットするという高速トライアンドエラーを通して、効率よく稼ぐといった類のものでした。
そのおかげで、早い段階で経営を経験できる役職にも就けましたし、今もその時の経験が生きているのも事実なのです。

仕事の目的は人ぞれぞれです。
仕事を通して自分を成長させたい、自社の製品やサービスが優れているのでそれを広めて人の役に立ちたい、お金を稼ぐための手段、早く独立したいので人脈を広げるためにやっている…。

最近、面接を通して、本当にこのあたりの仕事の目的が多種多様になってきているといった実感があります。当社は目標を共有し、結果さえ出せればそのあたりは自由なのかもしれません。社畜の定義自体が変わってきているのかもしれませんね。


※参考資料 
2015年10月12日 朝日新聞 「脱社畜」か「やりがい」か 長時間労働、何のため
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2016年05月06日

多様化する「働き方」

みなさまこんにちは、野尻です。
桜が咲き、新年度を迎えた会社も多い四月があっという間に過ぎてしまいました。当社でも新人、しかも新卒者が一名入社し、そんなこともあって四月、五月は明るい気分になります。そして、この時期は大手を中心に企業では新しい人事制度の発表があったりします。

現在の企業と雇用の関係は複数あり、裏を返せば、そえだけ「働き方」もバリエーションンに富んでいるのかな、と。以前、人材業界の説明を当ブログでした時と重複しますが、再度、「働き方」について整理してみました。厚生労働省のホームページを参考にしています。


1.派遣労働者
労働者が人材派遣会社(派遣元)との間で労働契約を結んだ上で、派遣元が労働者派遣契約を結んでいる会社(派遣先)に労働者を派遣し、労働者は派遣先の指揮命令を受けて働くというもの。法律上の雇い主はあくまで人材派遣会社。よって事故やトラブルが起きた際は、まず人材派遣会社が責任をもって対処する。

2.契約社員(有期労働契約)
契約社員といわれる人たちなどにみられるように、正社員と違って、労働契約にあらかじめ雇用期間が定められている場合がある。このような期間の定めのある労働契約は、労働者と使用者の合意により契約期間を定めたものであり、契約期間の満了によって労働契約は自動的に終了する。1回当たりの契約期間の上限は一定の場合を除いて3年。

3.パートタイム労働者(短時間労働者)
1週間の所定労働時間が、同じ事業所に雇用されている正社員と比べて短い労働者。「パートタイマー」や「アルバイト」など、呼び方は異なっても、この条件を満たせばパートタイム労働法上のパートタイム労働者となる。

4.短時間正社員
フルタイムの正社員と比べて、その所定労働時間(所定労働日数)が短い正社員であって、次のどちらにもあてはまる労働者。

5.業務委託(請負)契約を結んで働く人
正社員や、上の1~4にある派遣労働者、契約社員、パートタイム労働者、短時間正社員などは、「労働者」として、労働法の保護を受けることができるが、「業務委託」や「請負」といった形態で働く場合には、注文主から受けた仕事の完成に対して報酬が支払われるので、注文主の指揮命令を受けない「事業主」として扱われ、基本的には「労働者」としての保護を受けることはできない。

6.家内労働者
委託を受けて、物品の製造または加工などを個人で行う人。家内労働者は「事業主」として扱われるが、委託者との関係が使用者と労働者の関係に似ていることから家内労働法が定められている。

7.在宅ワーカー(在宅就業者)
委託を受け、パソコンなどの情報通信機器を使用してホームページの作成などを個人で行う人。在宅ワーカーも「事業主」として扱われるが、委託者に対して弱い立場に置かれやすいため、在宅ワーカーに仕事を委託する場合には、「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」を踏まえた対応が求められる。


どれも労働者保護の観点に立っていて、その法律の中で運用されている仕組みです。これらに加えて、正社員を含めて、「働き方」については様々な形態がありますね。
この制度の中で人々は雇用され、企業内で仕事をしています。

現在は上記7形態と正社員雇用に加え、兼業がOKな企業も増えてきていますし、週休三日の正社員雇用、世界に目を向ければワークシェアリングの実践企業も多く、今後も目が離せません。

引き続き、これらのトレンドを追いながら、当社もいずれ制度化して社員一人ひとりが働きやすい環境を整えていきたいと思います。
posted by Exection at 19:16| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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